あるいは私は如何にして心配するのを止めてau WALLETを愛するようになったか
前回までのあらすじ。
iPhone5sをauの下取りプログラムに供出するという根本的に「間違った」選択をしてしまった私だったが、「下取りは現金ではなくauポイントで還元する。au利用料金としては使えない」という店員兄ちゃんの”ウソ”(後半部分) を見破り、下取りポイントはau利用料金に充当できるということを確信する。
そして店員兄ちゃんのすすめるau WALLETカードを「そんなものを街中で使うつもりは無い」とハッキリキッパリ断った私だったが、自分のauポイントが既にau WALLETポイントなるものに交換されてしまっていることと、それをau利用料金に充当するにはau WALLETカードを登録申請しなければならないと知って愕然とする。しかも、充当は最大でも毎月2000円分×6か月単位でしか申し込めないという悪夢のような半年後とに囲い込まれるポイント還元方式なのだった……。
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あれから半年、毎月2000円のポイント充当が切れて次の半年分をまたWALLETポイントから使ってしまったころ……ふいに脱携帯電話キャリア(脱au)の機運が訪れてしまった。つまり、自分の連絡帳の中にいるキャリアメールユーザーでボトルネック化していた人物が突如こちらのLINEアプリ上に「友達」として表示され、それはつまりガラケーをスマホに変えたことを意味していた。
これでついにauをやめてみおふぉんに……と色めき立った私だったが、ここで気がついてしまったのは、「auをやめるということは『auお客様サポート』にログインできなくなるということだから、au WALLETポイントのコントロールもできなくなるのではないのか?」ということだった。
※追記: auを解約した場合、救済としてサポートIDというものがもらえます。
そしてau WALLETカードに残っているポイント9000ほどあるのはどうするのか……。
ググる。残っているポイントはAmazonギフト券(Eメールタイプ)を自分宛に送れば良いというが定番のようだ。
がしかし、それ自体がよく理解できなかった。プリペイドカードでAmazonの支払いなんてできるわけ? どういう仕組みになってるの? au WALLETのプリペイドタイプ(クレジットカードではない)で申し込んだのではなかったか?
ずっとしまい込んでいたカードの現物を見てみる。あれ? 「MasterCard」のブランドが入っている。これ、クレジットカード???
いや、ここが面白いところで、クレジットカードではないのだが、クレジットカード番号のようなものが振ってあるから、その番号で管理されている残高で例えばAmazonの決済ができるというわけだったのだ(auポイントがau WALLETポイントに交換されただけのままにしていたので、そのあたりがわかっていなかった)。
プリペイドカードのようでクレジットカードのようなネット決済にも対応している。
Edyにも似たような機能があったようにも思うが、auのこれのほうがよく考えてみると面白い。
だが最大の欠点は、auユーザーでなければいけないことだ。そして第二の欠点は、既に世の中には「Suicaで支払う人」「Edyで支払う人」「nanacoで支払う人」などライフスタイルが既に固まっている人が少なくなく、継続的にau WALLETをメインにしていこうという人は多くないだろうということだ。
あれ? au批判のつもりが、au WALLET礼賛みたいになってしまった。
とにもかくにも、auが「下取り」と称してポイント還元しかしないことや、その還元方法をもってまた囲い込みの材料にしようとしていることや、もちろんスマートパス強要のような企業方針も含めて、早くその影響下から脱したいと思うものなのである。
だがしかし、au WALLETカードはauさんちに生まれなければ (そしてもっと早く生まれていれば) もっと幸福な何かになれたのではないかと、そんなことも考えてしまうのだった。
さ、くだらないこと言っていないで早くMNP予約番号もらってビックカメラ行ってこよっと(笑)。
