iPhoneバッテリーケースと桜の満開

「アップル純正iPhone充電ケースは必需品か:WSJレビュー」
http://blogos.com/article/149073/
…という記事が出た。

> ただし、1つ留意すべき点がある。サードパーティー製のケースには、価格が半分でバッテリー持続時間は2倍の製品もあるということだ。

たしかに。今回のアップル純正iPhone充電ケースっていうのはその点あまりそそられないな……。

> では、このケースでどの程度、電力を得られるのか?残念ながら、フル充電とはいかない。

うむ。、しかし一般論として、バッテリー持続時間の問題よりも考えなければならないことがある。
「バッテリーケースで充電したいとき」というのは、残量ゼロに近いときに机の上に静かにiPhoneを置いておいて (電源入れずに)充電できる事態ではないということだ。

バッテリーケースを利用してみたい場面というのは、静かに充電できる時間帯が無いときで、なおかつ連続可動時間を増やしたいときだろう。一日立ち仕事しているとか……。

なので、重要なのは「iPhone何回分充電できるか」ではなく、装着していればiPhoneの稼働時間を何時間にできるか、ではないかな。

つまり、電力は消費しつつ、充電もしている……ということになる。
そのあたり「桜の満開は100%開花を指すのではないという興味深いことと似ている気がする。
ソメイヨシノの「満開」は実は90%台で宣言されるのだとか。なぜかというと、一本の桜の木で、だんだん咲いてくると、そのうちしぼんでいくものも出るから。だから「満開」は決して100%開花ではないし、100%開花という状況は存在しないわけだ。

全然似ている話ではありませんか、そうですか(笑)。

で、昔はアンチバッテリーケースだった私が、「出張のときには便利かもなー」と思って買ってみて、結局付けっぱなしになっている(microUSBの充電ケーブルで生活できるようになった)のはコレ。ていうか、もう一つ買って電池カートリッジ的にカバンに入れておこうかと思うくらいになっています。

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