「はーい、アイーンのポーズ!」と高齢者体操の先生が言う。
でも先生、生徒を良く観てみてよ。顎を受け口にしている生徒もいるけどしていない人もいるでしょ。顔を斜め上にあげるポーズだと思っている人もいる。「あいーん」って何の擬音なのか心の仲で首をかしげている(推定)人もいる。
下顎を突き出させる動作をさせたいからといっても、「アイーン」と言うだけで志村けんのあのポーズが自動的に浮かぶ人とそうではない人がいるんだよ。世代の違いとか、バラエティ番組良く観てるとか観てないとか、そういう、これも一応「クラスター」という呼び方でいいのかな? 「アイーン知ってるクラスター」とそうでない人がいることを前提に指導しないとね。
つまり、自分の知っていることを、確認のとれていない範囲のだれでも知っていると思って多人数に対してはいけないということなのだな。特に若者が高齢者相手のビジネスか何かを展開する場合においては大事なことになってくるだろう(裏返せば、よく分からないものを売りつけることにも繋がりかねない。銀行が外貨預金を年寄りに……とかさー)。



