日別アーカイブ: 2015年12月1日

光速エスパーとジョブズ

「それ」は、最初音楽プレーヤーの形で顕れたでしょ。

そしてリアル「ダイナブック」へ。それは電話の「かたち」を纏って顕れた。

ユーザー(レイトマジョリティ)側からは、広く普及していた電話の更新というかたちで一人一台へ。
「まずは持ち歩いてもらわないことには始まらない」というのが結果的に実現した。

SFテレビドラマ『光速エスパー』(エスパー星人が、主人公の両親の死後成り代わって両親役をしているというのがトラウマ的だったがそれは置いておいて)で、両親の”親心”として光速エスパーによりそうデバイス(チカ)をプレゼントする。光速エスパーが出発すると母親(を演じるエスパー星人)が変身してさらにチカに成り代わって戦闘中などにアドバイスを与えるわけだが、これは肩に乗ってくる小鳥の形をしている。

どんなものならエスパーがいつも持っていてくれるかしらと最初に両親が考えるときのシーンで「(折り畳み?)傘じゃだめよね…?」と語り合っている。そう、いつも持ち歩いても不自然ではないあるいは常に付き従うかどちらが望ましいというわけだ。
そういう意味で地球におけるスマートフォンの発達というのはとても興味深い。

「それ」は電話のかたちで誰もがもちあるく個人用の通信コンピュータ。
すごい時代だ。

と思ったら『光速エスパー』のブルレイが今月2015年11月に発売になっているのかっ(偶然)。

DVD版はこちら。