東海地方では先週がお休みで、今週は二話連続での放映となりました。嬉しいような悲しいような(笑)。
「女湯を覗いてみたら、そこにはお客が来ないので掃除を始めようとして銭湯店主のシマさん(嶋田久作)がモップを持ってひとり佇んでいた」
……いままで見たことのある映画・テレビドラマの”哀しい風景”のなかでもかなりキテる映像だった。
その銭湯からの帰り、太郎(オダギリジョー)と弘樹(勝地涼)と、礼子(尾野真千子)の息子・晴馬(大山蓮斗)がさびれた商店街を歩いて帰ってくる。色調は黄緑色だ。蛍光灯のあかりがあるのにわざと昼光色用のフィルムで撮影するとこういう感じに撮れるのだ。しかしこのテレビドラマではフィルムではないだろうから、それ風に撮影・加工しているのかな?
世界で初めて、こういう蛍光灯の光の元での世界を黄緑色っぽく撮影したのは井筒和幸だと思う。
作品の名は『宇宙の法則』。
少女時代の横山めぐみが、主人公・古尾谷雅人の妹としてフレッシュに(死語) 登場するあたりもポイント高し。
観終わったあと、「宇宙の法則」という題名を噛みしめて考えてもらいたい映画です。黄緑色の商店街に何かを感じた人には一度は観てほしい。
